40代は責任も重く、
住宅ローンや子供の学費など多くの支出が重なるため、大変な時期です。
なかなか自分に目を向ける余裕のない時ですが、
近づいてくる老後も見据えて、保険の見直しを行い、
老後の資金づくりに回す費用を捻出していきたい年齢でもあります。
40代の死亡保険の選び方について考えていきましょう。
40代におすすめの保険
・何のため、誰のための死亡保険かを考える
「亡くなったとき」に備えるお金には、大きく2種類あります。
①「死亡整理資金」
亡くなったあとの葬儀費用や、身辺整理にかかる費用です。
②「残された家族のためのお金」
配偶者や子どものいる方、両親などの生活を支援している方であれば、
自分に万一のことがあっても家族が困らずに
生活していけるだけのお金をのこす必要があります。
・すべての人に必要な死亡整理資金
前述した「死亡整理資金」は、
独身・既婚、子どもの有無に関係なく、亡くなったときに必要になるお金です。
また、亡くなった後の家賃の清算や遺品整理など、細かな費用も必要になります。
葬儀費用とあわせて、預貯金である程度準備できていれば問題ありませんが、
そうでない場合は、遺族の負担にならないよう
死亡保険などで準備しておくことも大切です。
・子育て世帯の必要保障額
前述した、死亡保険で準備しておくべき金額を、「必要保障額」といいます。
必要保障額をもう少し詳しく解説すると、
「葬儀費用やお墓代、遺族の生活費や教育費、遺族の住居費」といった、
想定される『遺族の支出』から、「貯蓄や遺族年金、死亡退職金、遺族の収入」
といった『遺族の収入』を差し引いた金額、ということになります。
病気やケガの治療で入院や手術をしたときには、医療保険が助けになりますが、
医療保険でどの程度の備えを準備しておくかを検討していきましょう
40代男性の自己負担額が、18歳から60歳代までの中ではもっとも高額です
医療保険などの保障内容を考える際には、
実際に入院することになった場合このくらいの費用がかかる可能性がある
ということを意識するとよいでしょう
また、これまで主流だった「入院日額×入院日数」で受け取る入院給付金も
もちろん役立ちますが、入院だけでなく通院にも備えられる医療保険や、
入院時にまとまった金額の入院一時金を受け取れるタイプの医療保険なども
検討しておくと、病気やケガの治療を受ける際に助けになるかもしれません。
最後に
責任も重く、住宅ローンや子供の学費など多くの支出必要な40代。
そんな方の保険について述べてきましたが、いかがでしょうか?
今の自分に合わせた保険を選ぶようにしていきましょう。