自分が入院や怪我をした時のために、医療保険に加入している方は多いかと思いますが、
保険の見直しを行っている方は少ないのではないでしょうか?
今回は、保険を見直すときに気をつけることについて紹介していきます。
医療保険を見直すときのポイント
・入院何日目から保障されるか
以前なら数週間入院するのが当たり前だった病気でも、
現在では1泊や日帰りでの退院が可能になっているケースがあります。
最近は「1泊2日から保障」や「日帰り入院から保障」などへ変わり、
短期入院にも対応するようになってきています。
・1回の入院で何日まで保障されるか
以前の医療保険では、「1入院120日まで保障」といった120日型が主流でした。
最近は60日型が主流となってきていて、短期入院を重視する傾向があります。
また、所定の生活習慣病に関しては
120日まで保障する特約が付加できるなど多様化しています。
・先進医療の保障があるか
最近ではほとんどの医療保険で先進医療の保障を特約で
付加できるようになってきています。
・積立型、掛捨て型
以前の終身型の医療保険は、
貯蓄性(解約返戻金や生存給付金等)のあるタイプが主流でしたが、
最近では、終身の保障を割安な保険料で確保したい要望に応えて、
掛け捨てタイプの終身医療保険が増えています
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医療保険を見直すときの注意点
・契約年齢が上がると保険料が上がる
医療保険は契約年齢が上がるほど保険料が上がっていきます。
若いころに医療保険に加入をしていて、
その保険を見直すのであれば年齢による保険料アップは気をつけましょう
・新たな医療保険に加入できる健康状態かどうか
新しい医療保険に加入するには、現在の健康状態を元に審査されます。
健康状態に不安がある場合は、状況が改善するまで待つか、
加入している医療保険を継続する方がよいでしょう。
現在通院している・直近で入院歴がある・健康診断で指摘を受けているなど
健康状態によっては新たに医療保険に加入ができない可能性があります。
・解約返戻金はあるか
貯蓄性のある終身医療保険を早期に解約すると
解約返戻金があったとしても返戻率が低くなってしまいます。
解約する前に支払った保険料や解約返戻金を確認しましょう。
最後に
医療保険に入れば、突然の入院等でも安心して治療を受けることが出来ます。
ただ、医療も進歩しており、それに伴い保険の商品も変化しています。
一度加入し、そのままにはせず、定期的に見直しを行いましょう